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コンビニの立ち読みで、雑誌のヤングチャンピオンの刃牙を久々に読んでいると、今は宮本武蔵がメインのキャラで登場していて、読んでいくと、なんだか武蔵めっちゃ強いキャラ設定になってる笑

ちょっと強くし過ぎちゃう?他のキャラとのパワーバランス取れてないけど大丈夫?誰が勝てるんこれ?とか思って読んでたら、昔何かのテレビ番組でやってた実際の巌流島の戦いの真実は⁉︎ みたいな番組の事を思い出したので書きます。

宮本武蔵のイメージと言えば、剣の達人として、漫画、映画、時代劇などでカッコよく描かれ登場します。有名な巌流島の戦いでは、試合当日約束の時間にわざと遅れて佐々木小次郎をイライラさせて戦いを優位に進め、刀を抜いて鞘を投げ捨てた小次郎に

武蔵  『小次郎、敗れたり!』 

とか言って、相手が動揺したところを船を漕ぐ櫓をけずって作った長い木剣で倒したと言われています。

本当の所は⁉︎ 巌流島の戦いの記録

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佐々木小次郎をあざむく為にわざと遅れて来たはずの武蔵は、実は佐々木小次郎よりも先に到着していて、岩陰に隠れて佐々木小次郎が来るのを今や遅しと待っていた。

そして佐々木小次郎が現れた所で不意をついて連れて来ていた弟子と一緒になって袋叩きに
(えっ…⁉︎  一対一の対決じゃなかったっけ??)笑

それに怒った佐々木小次郎の弟子達は武蔵に向かって石を投げつけた 、あの飛び回るハエをハシで掴めるというほどの達人で有るはずの武蔵が、佐々木小次郎の弟子が投げた石に普通に当たったというから驚きです。

さらにこの時の二人の年齢ですが、武蔵は30代前半まさにあぶらが乗りに乗った仕上がった状態で、美男子のイメージがある佐々木小次郎は60代の後半‼︎もうよぼよぼのおじいちゃんだったといいます。武蔵は国に帰る祭の帰路も、佐々木小次郎側の弟子の報復に恐れて鉄砲隊を3人程つけて国に帰ったといいます。

なんとも私達が知っている天下無双といわれる人物のイメージとは違いそのギャップに驚くばかりですね 。

しかし見方を変えれば強い者程人一倍怖がりで、危険察知能力が高く、勝つためには手段を選ばず、鉄砲隊をつけて帰るぐらいの小心者でなければ兵法者として生き残っていけなかったのかもしれません。そういう意味では宮本武蔵が最強と伝えられているのもうなずける気がします。

いろいろ説はあるみたいなので実際の所はどうだったのか解りませんが、カッコイイ武蔵よりも卑怯で臆病な武蔵の話の方が単純に面白いし、なんか真実味があるように感じました。